JAPANESKA

THE BOOM JAPANESKA歌詞
1.ひゃくまんつぶの涙

作詞:宮沢和史
作曲:宮沢和史

おくら畑に埋めといた 君の切れっぱし
今夜もあなたに会いたくて 堀りおこしてみる

やかんにためたひゃくまんつぶの涙をわかして 君をもどそう
しいたけみたいにふくらんで ほらほら村一番キレイな顔

幾年君を想ううちに 僕も年老い
眠る君によりそうように 土へとかえる

空じゃおひさまがそれ見て泣き出し ひゃくまんつぶの雨がふる
草木はおどり かえるは歌いぼくらのお墓は今宵も祭り

アメヨフレフレ
ナミダフレフレ


2.過食症の君と拒食症の僕


3.逆立ちすれば答えがわかる(REMIX)


4.川の流れは

作詞:宮沢和史
作曲:宮沢和史

川の流れはだれも 変えられやしないさ
東へおれ 西へ 涙を運ぶ

決して溶けることない 罪深き悲しみ
私達は今日も 川へとこぼす

いつまで僕は
知らん顔で 歌えばいいのだろう
できればいっそこのまま 海へ流してくれ

川を下り漂う 悲しみに耐えられず
魚は目を閉じて 二度と開けたがらない

流れてはふきだまる オモチャやクツやカサに
囲まれた寝床で 山椒魚は笑う

いついつまでも
川のゆりかごで 何にも知らされず
できれば子供のままで 抱かれていたかった

いつまで僕は
知らん顔で 歌えばいいのだろう
できれば僕もこのまま 海へ流してくれ


5.中央線

作詞:宮沢和史
作曲:宮沢和史

君の家のほうに 流れ星が落ちた
僕はハミガキやめて 電車に飛び乗る
今頃君は 流れ星くだいて
湯舟に浮かべて 僕を待ってる

走りだせ 中央線
夜を越え 僕を乗せて

逃げ出した猫を 探しに出たまま
もう二度と君は 帰ってこなかった
今頃君は どこか居心地のいい
町を見つけて 猫と暮らしてるんだね

走り出せ 中央線
夜を越え 僕を乗せて


6.夜道

作詞:宮沢和史
作曲:宮沢和史

夜道を歩いてたら
銭湯帰りの少女に会った
夜風にゆれる洗い髪は
僕の顔見て走って逃げた
たしかに僕は 見かけはヘンだけど
中流家庭の きさくな奴なのに
夜道を歩いてたら ベンツにつまづいた
幸い運転手は留守なので
おみやげに エンブレムもらった
くさりをつけて 来月のあの娘の
たんじょう日にくれてやれ
裏道を歩いてたら
酒くさいおじさんに会った

「よお おにいちゃん……」
見ず知らずのおやじの
どん底の身の上を
2時間 下北沢で聞くはめになる
夜道を歩いてたら
小便小僧と目が合った
知らんぷりして通りすぎたら
小便したままついて来た
ダッシュして逃げたのについてくる
すっぱだかの彼は早かった
なんとか振り切って
その晩は寝たけど
次の朝トイレで小僧が笑う
これが僕の毎日なんだなと
思ったらわびしくて
また散歩に出向く


7.ウキウキルーキー


8.おうちバイバイ


9.ルティカ


10.からたち野道

作詞:宮沢和史
作曲:宮沢和史

赤い実にくちびる染めて
空を見上げる
これ以上つらい日が来ませんようにと
飛び石踏んだ

からたち野道 花ふく小道
泣いたらだめよと虫の音小唄
からたち野道 はるかな小道
あのひとのもとへと続く道

紅い血にくちびる噛んで
空を見上げる
もう二度とつらい日がきませんようにと
まぶたを閉じた

からたち野道 垣根の小道
泣いたらだめよと沢の音小唄
からたち野道 はるかな小道
あの人の歌がきこえた道

赤い実にくちびる染めて
空を見上げる
これ以上つらい日が来ませんようにと
飛び石踏んだ

からたち野道 草笛小道
泣いたらだめよとなずなの小唄
からたち野道 はるかな小道
あなたのもとへ駆けてゆきたい

ひとりぼっちの陽だまり小道
いつも二人で歩いてた道
こずえの花を摘みとりながら
泣きべそかいては困らせた春

からたち野道 花ふく小道
泣いたらだめよと虫の音小唄
からたち野道 あの日のままの
あなたのもとへ駆けてゆきたい


11.恐怖の昼休み

作詞:宮沢和史
作曲:宮沢和史

今日も大きらいな ぶどうパン
見つからないように かくしちゃえ
食べたくない物は いつも机の中

おいおい おいらの身になれよ
カビたパンやみかんは コリゴリさ
日曜日にゃ くさくて みんなの笑い者

かんにん袋の緒が切れた
かずやの机は大暴れ

わ〜お わ〜お 恐怖の昼休み

手当たり次第に 教科書や
クラスメイトたちを 食べだした
まわりの机も つられて大さわぎ

ごめんよ神様 助けてよ!
給食残さず食べるから

わ〜お わ〜お 恐怖の昼休み

とうとうかずやも食べられた
あいつの胃の中 カビだらけ

わ〜お わ〜お 恐怖の昼休み

遠くで誰かが 呼んでいる
かあさんの声で目が覚めた

わ〜お わ〜お ちこくだ 朝ねぼう
わ〜お わ〜お ちこくだ 朝ねぼう